2026年5月28日
完全版・ペプチド溶解計算機ガイド
バイアルあたりの mg と BAC water をシリンジの units に変換する方法を、semaglutide と tirzepatide の実例つきで解説します。教育目的 — 医療上の助言ではありません。
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凍結乾燥ペプチドのバイアルを見つめて、シリンジ上の数字がどうミリグラムに対応するのか悩んだことがあるなら、ここが正しい場所です。このガイドは、最も一般的な GLP-1 と研究用ペプチドの実例を交えて、すべてのステップを説明します。
溶解(reconstitution)とは?
溶解とは、凍結乾燥ペプチドを 静菌水(BAC water) と混ぜて、既知の濃度の注射用溶液を作る工程です。ペプチドは乾燥した状態で届きます。水を加え、既知の容量を引き、その容量に既知の用量が含まれます。概念は単純 — 実践では計算を間違えやすいものです。
必要な唯一の式
濃度(mg/mL)= バイアルあたりの mg ÷ BAC water の mL
以上です。あとはすべてここから導かれます。
濃度が分かれば、用量選びは単なる割り算です:
用量容量(mL)= 目標用量(mg)÷ 濃度(mg/mL)
そして容量をシリンジの units に対応させるには:
- U-100 シリンジ: 1 mL = 100 units → mL に 100 を掛ける
- U-40 シリンジ: 1 mL = 40 units → mL に 40 を掛ける
実例:semaglutide 5 mg バイアル、2 mL BAC water
- 濃度 = 5 mg ÷ 2 mL = 2.5 mg/mL
- 目標用量 0.25 mg:
- 容量 = 0.25 ÷ 2.5 = 0.10 mL
- U-100 シリンジで = 0.10 × 100 = 10 units
- 目標用量 0.50 mg:
- 容量 = 0.50 ÷ 2.5 = 0.20 mL
- U-100 シリンジで = 20 units
実例:tirzepatide 10 mg バイアル、1 mL BAC water
- 濃度 = 10 mg ÷ 1 mL = 10 mg/mL
- 目標用量 2.5 mg → U-100 で 25 units
- 目標用量 5 mg → U-100 で 50 units
実例:BPC-157 5 mg バイアル、5 mL BAC water
- 濃度 = 1 mg/mL
- 目標用量 250 mcg(0.25 mg) → U-100 で 25 units
BAC water の容量を選ぶ
通常の用量が U-100 シリンジで 10〜50 units に収まる濃度を目標にします。
U-100 と U-40 シリンジ
どちらも内部的にはミリリットルで較正されています — 違いは バレル上の目盛り です。TrackPep 計算機はシリンジの種類を明示的な入力として受け取るため、毎回正しい単位の読みを計算します。
FAQ
- 普通の滅菌水を使える?
- 滅菌水には保存剤がありません。単回使用なら問題ありませんが、多回量バイアルには静菌水が必要です。
- BAC water の容量は用量計算に影響する?
- いいえ。水を加えてもペプチドの質量は変わりません — 変わるのは濃度だけです。
計算をまるごと省く
無料の TrackPep 溶解計算機が、登録不要でブラウザ上ですべてを行います。
情報提供のみを目的としています。必ず有資格の医療専門家に相談してください。